どうも！くろしば丸です！
2024年1月12日、『黄泉のツガイ』第6巻が発売されました。
前巻では、偽アサと村の娘一人が誘拐され人質に。
ダンジと偽アサに話を聞きだしたいユルも現場に駆け付けますが
アスマのツガイによってさらわれてしまいます。
そんな中、今回の誘拐した元凶・与謝野イワンと対峙するデラと左右様。
左右様がふとイワンの抱える刀のツガイにユルとアサの両親の
血の匂いが混ざっていることに気付くのでした。
現状わかっていること 今後の展開予想 まとめ
今回はその続きから…
黄泉のツガイ 6
新郷ハヤト
今回、与謝野イワンに偽アサと村の娘を誘拐させた黒幕は新郷ハヤト。
新郷家は、影森の派閥ではあるものの影森本家よりも過激な思想を持っており、
アスマは伯父ほど過激ではないものの選ばれしものにはその力を
存分に発揮してもらうべきだと考えているようです。
そこで今回のユルに対する「死んでみないか」という交渉なわけですね。
新郷は可能な限り望みにも応えるというスタンスでしたが、
ユルの望みは「封」の力を手に入れることとはむしろ逆、
ただ「皆と普通に笑って暮らしたい」というものでした。
裏切り者
フジムラヤマ倉庫の一件を聞きつけた影森家は、当主含め数人のツガイ使いが参戦。
その一方、影森屋敷ではアサが一人になったときを狙い裏切りものが動き出します。
裏切り者の正体は黒谷兄弟の三男・アキオ。
しかし、ユルと相対したときから既にアキオに疑いがかけられていたようで
アサ自体がジンのツガイが用意した偽物であり罠。
炙り出し作戦にまんまとハマったアキオは力づくで屋敷を潰すことを狙いますが
既に包囲されてしまっていて、出陣したと思っていたナツキ、ガブちゃんが屋敷に残っており
成すすべなく捉えられてしまうのでした…
ユル救出
攫われたユルを救出するために与謝野イワンの対処は左右様に任せ、
デラ一人で救出に向かうことに…
与謝野イワンに蹴散らされた山賊の生き残りに遭遇。
ユルが攫われたこととデラは東村ではなくユルの味方になることを聞いた
山賊と口論になりますが、一旦ユル救出を優先することに。
新郷たちのいる部屋に殴り込むとアスマのツガイ・夜桜がユルを連れ去り
新郷のツガイ・風神雷神から逃亡し、デラは夜桜を追うのでした。
アスマの目的
夜桜はデラが追ってこれるようなスピードでゆっくり飛び安全なところでユルを下ろします。
追いついてきたデラとユルに今回の事件の真相を語るのでした。
今回の事件の黒幕はもちろん新郷ハヤト。
アスマは新郷ハヤトに協力するスタンスでしたが、それは芝居だったようで
母親を冷遇していた伯父のことを殺したいほど憎んでいるようです。
しかし、アスマが新郷を倒すことは相性的に難しいため、
新郷の協力者として潜入し影森家に情報を流すことにしたようですね。
そのアスマから情報を受け、影森家は当主を始めとして複数のツガイ使いを
投入したのは新郷を始めとした裏切り者を一掃することが目的だったようです。
S O S
別行動をとり相方を探すことを決めたダンジは、相方のすぐそばにまで来ることには成功したものの
人質を取り返す力がないため、ユルにどうにか助けを求めることに。
ダンジは東村にいたころに使用していた狼煙を使い合図を送りますが、
その狼煙を見て偽アサのもとに駆け付けたのはアサの方だったのです…
今後の展開予想
今巻では、フジムラヤマ倉庫でのいざこざがメインで描かれました。
左右様は現在、ユルとアサの両親の手がかりを持っている与謝野イワンとの闘いを続けています。
事と次第によっては話が大きく動きそうですね。
今回一番良かったシーンは、デラが胸中を明かす場面ですね。
今までユルを騙してきた側であり、のらりくらりとした性格から誰寄りの立ち位置かも
ハッキリしなかったのですが、ガキ二人の人生を犠牲にしてふんぞり返っていたくない
と言葉にしたシーンは不覚にもうるっと来ました。
保護者としての立場もあるとは思いますが、近くで接してきてユルが子供であることと
実際いざこざが起こり始めたのを見て争う気力がそがれたのかなぁと…
何にせよデラには最後まで保護者として頑張ってもらいたいものですね。
現状わかっていること 今後の展開予想 まとめ
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